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ものもらい(麦粒腫)の呼び方
ものもらい・結膜炎
治療に
「ものもらいは」、まぶたのふちや内側に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こるもので、医学的には
「麦粒腫
(ばくりゅうしゅ)
」
とも言います。
対処が遅れると細菌が増殖を繰りかえし、痛みを伴う化膿性炎症などを引き起こしかねません。プールや海水浴のシーズンなどは、特に注意したい目の疾患のひとつです。
この「ものもらい」という呼び名は、東日本を中心に使用されているもので、ほかにも「めばちこ」「めいぼ」「おひめさん」など、地方ごとにさまざまな方言が用いられていることが知られています。
(「ものもらい」という呼び名自体にあまりなじみのない方もいらっしゃるかもしれませんね。)
「ロート抗菌目薬EX」という商品のホームページの企画会議中、私たちロートくらぶ事務局スタッフがこの話題で盛り上がり、それぞれのお国言葉を披露しているうちに、ひとりのスタッフの口から「日本全国で、具体的にどんな呼び名があるのか、ロートくらぶ会員の皆さんに聞いてみては?」というセリフが…。
(遊んでいるわけではありません。ちゃんと仕事もしているんですよ。)
「思い立ったらすぐ実行!」がモットーのロートくらぶは、早速、会員の皆さんを対象に「ものもらい」に関するアンケートを実施しました。すると…。
なんと、全国津々浦々から約1万件もの回答をいただくことができました!ご協力くださった全国の皆さん、本当にありがとうございました!
皆さんからお寄せいただいたアンケートの結果は、「ものもらい(麦粒腫)」の地方ごとの呼び名の傾向がはっきり出たとても興味深いものでした。
そこで、この調査結果の分析にあたり、方言研究の専門家である三重大学教育学部余健助教授から、語源や伝播の歴史などについての詳しい解説をいただいき、ここに
「呼び名分布日本地図」
が完成しました!
あなたの使っている呼び名は、現在、全国でどの程度使われているのか?その結果が今明らかになります!
呼び名の全国分布がひとめで分かる
呼び名の都道府県別ランキング
■解説
三重大学教育学部 余 健 助教授
〔引用・参考文献〕
小野米一
『移住と言語変容』渓水社(2001)
国立国語研究所編
『日本言語地図第3集』大蔵省印刷局(1968)
佐藤亮一監修
『お国ことばを知る 方言の地図帳』小学館(2002)
堀井令以知
「語源研究と比較の方法」『語源研究』明治書院(1986)
山中襄太
『方言俗語語源辞典』校倉書房(1987)
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