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自分でできる冷え解消プログラム

大切なのは生活のリズムを整えること - 2

新陳代謝を高め、自律神経を調節する腹式呼吸を

腹式呼吸自律神経のバランスを整えるには、腹式呼吸もおすすめです。
呼吸は、自律神経がコントロールしているなかでただ一つ、自分の意思でも操ることが可能なもの。息を吸うときには主に交感神経が、吐くときには主に副交感神経が働くので、ストレスなどで交感神経優位になっている自律神経のバランスを整えようと思ったら、ゆっくり吐くのがいいのです。
そのためには深い呼吸をしなければなりません。

たいていの人が普通にやっているのは胸式呼吸で、これは呼吸が浅くなりがち。
深い呼吸ができるのが、腹式呼吸というわけです。深い呼吸は炭酸ガスなどの老廃物を充分に吐き出し、新陳代謝も高めます。下腹から空気を押し出すつもりでやってみて。

【腹式呼吸】

腹式呼吸楽な姿勢で座り、へそ下10cmのおなかの奥(丹田と呼ばれる)に、テニスボールかピンポン玉のような丸いボールをイメージします。
鼻から大きく息を吸い、そのボールの中にふーっと吹き入れるように息(口からでも鼻からでもいい)を吐きます。この息を吐く時間を自分のペースで数え、10までいったらまた1から始め、これを2、3回行います。
自律神経は、体の中で自動的に働いてくれるメカニズムですが、そのなかでも唯一、自分の意志で調節できる呼吸を使うことによって、自律神経の調子を整えることができます。


ほどよい運動を心がける

ほどよい運動体を動かすと、全身の血のめぐりが活発になります。また冷えをとるには足もとを温めるのが効果的ですが、運動すれば必然的に足をよく動かすことになり、足の血行がよくなって、足から全身へと体が温まります。

筋肉は熱を生み出す発電機の役目をするので、スポーツで筋肉をつけると、冷えにくい体になるという効果も。しかし過剰な運動による疲労は、自律神経を乱すこともあるので要注意。
そして、かいた汗をそのままにしておくと、体を冷やしてしまうので、汗はすぐによく拭くことも大切です。


部屋の空気をかき混ぜて温度を一定に保つ工夫を

暖房で頭はボーッとのぼせているのに、足もとがゾクゾク寒い…こういうことって、よくありますよね。
暖かい空気は比重が軽いので、部屋の上のほうへ上り、下のほうに冷たい空気がたまります。こうした状態は「頭寒足熱」の原則に反して、冷えをまねきます。

対策は、部屋の空気をかき混ぜて均一にすることで、扇風機を使うのが手軽です。
暖房を使っているときは、上にたまっている暖かい空気を下に送るように扇風機を高い場所に置き、冷房を使っているときは、下にたまっている冷たい空気を上に送るように扇風機を床に置いて、首振りさせながら使うといいでしょう。
こうすれば、自律神経を狂わせるもとになる過剰な冷暖房を避けることもできます。

部屋の空気をかきまぜる
参考文献/進藤義晴著
「万病を治す冷えとり健康法」(農文協)
(出典:オレンジページ)